こんにちは、kanaです。
本日は、放課後児童支援員認定資格についての記事です。
学童保育指導員の仕事の基礎知識を身に着けてもらうために、「放課後児童支援員」という資格があります。
以前は全国の学童保育が様々な方針で保育をしていましたが、ある程度「学童保育のあるべき姿」や「基本方針」を統一し、全国の学童保育の質を一定以上保つという目的があります。
申し込み方法について
この資格ですが、誰でも申込みができるというわけではなく、各自治体によって申し込める条件に違いがあります。
「放課後児童支援員認定資格」と、ご自身が住んでいる都道府県名を入れて検索してみましょう。
ご自身に受講資格があるか、よく確認してください。
また、受講のための書類の用意が大変なので、早めに準備を始める必要があります。
東京都の例をご紹介します。以下のいずれかの条件に該当し、かつ東京都内にある放課後児童クラブに現に従事している、または東京都内に現住所がある方が対象になります。
出典:【追加募集】令和3年度東京都放課後児童支援員認定資格研修追加クールについて
申し込み書の記入や写真の用意、保育士資格や教員免許などの証明書の提出を求められます。関連分野の大学卒の資格で受験する場合は卒業証明書も必要になります。
職場で申し込みをされた方、これからする方も職場の方からどのような書類提出を求められるかが分かるので、ぜひご自身で調べてみることをおすすめします。
研修内容は?
座学で講義を受けることによって得られる資格です。
大体1日中講義があり、それが4日間程度あります。
以下、講義内容の大枠です。
出典:放課後児童支援員に係る都道府県認定資格研修ガイドラインの概要
元々保有している資格によって免除される講義もありますので、よく確認しましょう。
研修費用は無料で、テキスト代のみかかります。
案内に記入されている持ち物の他に、あると便利な物を紹介します。
必要な持ち物
- 受講決定通知書
- 本人確認書類(運転免許証・健康保険証など)
- 筆記用具
- テキスト代(現金)(初日のみ)
- テキスト
- マスク(新型コロナウイルス対策の為)
あるといいと思われる持ち物
- 蛍光ペン(重要箇所をマーキングして目立たせるため)
- A4資料が入るファイル
- ルーズリーフなど自由に書ける紙(メモをしたり、内容を自分なりにまとめたいときの為)
- 飲み物
- お昼ご飯(会場の外に食べに行くことも可能)
- はおりもの(体温調整のため)
レポートの書き方について
講義の細かい進め方は自治体によって異なりますが、レポート記入が必要な場合のコツをお伝えします。これらのことを行っておくと、レポートが書きやすくなり、内容も適切なものが書けるかと思います。
- 大事なポイントをメモする、テキストにマーカーする
- キーワードを抜き出す(3〜5個程度)
- キーワードを入れながら箇条書きで内容を簡潔にまとめる
- 研修内容を今後どのように活かしていきたいか簡潔に記入する
以上のことを行うことで、ご自身の中で内容を整理して理解することができ、レポートの記入に役立つでしょう。
さいごに
全日程終了したら、後日修了証などの資格証明書が受け取れます。
研修内容は学童保育指導員の仕事の基礎知識であり、学童保育で働き続けたい方には知っておく必要のある内容です。
書類準備や、4日間の座学ということで大変な面もありますが、「本当に子どもと働く親のためになる学童保育を!」と思う方は、ぜひ資格取得を目指してみてください!
参考URL: 放課後児童支援員の研修って何するの?元学童保育指導員が体験レポート!