こんにちは、kanaです。
突然ですが、「子育ての一番の肝」と題されたこの動画、元々テレビなので消されてしまうかもしれませんが、
そう、林修先生は、子育ての一番の肝は「姿勢」だとおっしゃっています。
私は、両親の職業の関係もあり、子どものときは正しい姿勢を身につけるよう、耳にタコができるのではないかというほどうるさく言われていました。
子どものときは「なぜそんなに姿勢にこだわるのだろうか?」と疑問に思っていました。
しかし、結果として、子どものときに正しい姿勢を身につけておいて良かったと感じています。
本記事では、なぜ子どものうちに正しい姿勢を身につけることが大事なのか、子どもが正しい姿勢を身につけるために、大人は何をすれば良いのかを解説していきます。
なぜ正しい姿勢でいることが重要なのか
運動能力を発揮するため
姿勢が良いと、なんらかの動作を行う際に、無駄な動きや体重移動が減り、効率の良い動きができるようになります。
逆に姿勢が悪いと体全体のバランスがとれず、無駄な動きや体重移動が増えてしまいます。それが体の歪みや動きの癖などにつながってしまうこともあります。
例えば「早く走れるようになりたい」といった場合も、まずは姿勢を整え、動きの無駄や、体の歪みを防ぐことが重要になってきます。
呼吸を整え、心の良い状態を保つため
正しい姿勢でいることで、呼吸が入りやすくなり、自律神経を整えることができます。
背骨をまっすぐに保ち、深く呼吸をすることで自律神経が整い、心を落ち着かせることができます。
逆に姿勢が悪く、肩で浅い呼吸をするのを続けていると、なんとなく落ち着きがなくなったり、イライラの原因になる場合もあります。
集中力を持続させるため
姿勢が悪いと、呼吸が深く入らないのと同じく、血流も悪くなってしまいます。
それによって脳の活動も低下し、集中力の低下にも繋がってしまう場合があります。
見た目の問題
「背中が丸まっている」「首が前に出ている」人を見たときに、あなたはどう思いますか。
デスノートに出てくる「L」とかでない限り、あまりいい印象にはなりませんよね。
人を見た目で判断してはならないとはいいますが、姿勢が悪いと、それだけで印象がマイナスになり、損をしてしまうことも多いのではないでしょうか。
子どもが正しい姿勢を身につけるために、大人ができること
姿勢が悪い子どもに対して
「まっすぐ座りなさい!」
などと叱りつけても、子どもはやる気にはなれないでしょう。
冒頭で、子どもに正しい姿勢を身につけさせることは「子育ての肝」と紹介しましたが、「肝」であるがゆえに、一朝一夕で身につくものではなく、長い時間が必要になります。
まず、お子様と姿勢について話をしてみてください。
いい姿勢でいることのメリットや必要性を伝える
「いい姿勢でいると、このようないいことがある」と具体的なメリットを伝えましょう。
根拠を付け加えながら、
「足を速くするため」
「頭を良くするため」
などの、子どもにとって魅力的と思われるメリットを伝えてみるのも良いかもしれません。
正しい姿勢とは何か具体的に伝え、体で覚えさせる
まず、身長を測るときのように壁に背中をつけて立ち「これが良い姿勢だよ」と言って体で覚えられるようにしましょう。
その背筋のまま椅子に座り、勉強ができるようにすると良いです。
正しい姿勢でいられる環境を整える
その背筋のまま机に向かったはいいものの、机の高さが適切でなく、文字を書きにくかったり、椅子が高すぎて足がしっかり床につかないなどでは、集中することができず、本末転倒です。
机や椅子は、適切な高さになるように調節しましょう。
大人も姿勢に気をつけ、手本となる
子どもに正しい姿勢を身につけさせようとしている大人が姿勢が悪くては説得力がありません。
また、子どもは親の姿をよく見ていますし、無意識に同じような背姿になるといいます。
大人である私たちも、正しい姿勢を心がけましょう。
さいごに・・・
いかがでしたか。
以上のことから、姿勢が悪いことでのデメリットがとても大きいということが分かります。
大人になってから姿勢を直すのはとても大変ですので、やはり子どものうちから、正しい姿勢でいる習慣をつけるようにしましょう。
正しい姿勢は、子どもが自分自身の力を最大限発揮するための土台のようなものです。
周りの大人は、それをサポートしてあげられると良いですね。
それでは、本日の記事はここまでとなります。
また次の記事でお会いしましょう。
参考URL: 正しい姿勢が身体と心にもたらす、5つのいいこと