こんにちは、kanaです。
本日は保育士、学童保育指導員が「うつ病かも」と思ったときにやることは?というテーマについてお話します。
うつ病はとても身近な病気で、私の身近にも発症してしまった方が何人かいらっしゃいます。
しかも、かかってしまうとかなり大変な思いをしますし、治療にも長い時間がかかることが多いです。
本日はうつ病の症状や、予防法などについてお話していきますが、普段のメンタルヘルス向上にも役立つ内容ですので、ぜひご覧ください。
うつ病とは
厚生労働省「みんなのメンタルヘルス・総合サイト」によると、うつ病の定義は以下のようなものになります。
うつ病は、精神的ストレスや身体的ストレスが重なることなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態です。 脳がうまく働いてくれないので、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じてしまいます。
うつ病になると、普段の精神状態ではなくなってしまったり、正常な物の見方や判断ができない状態になってしまうことが分かります。
このような状態では、お仕事をすることは難しいですし、普段の生活を送ることすら困難になってしまいます。
うつ病の症状とは【チェックリスト】
うつ病の症状として、以下の14項目のようなものが挙げられます。
- 憂うつ、気分が重い
- 何をしても楽しくない、何にも興味がわかないなどの無気力状態である
- 疲れているのに眠れない、1日中眠い、いつもよりかなり早く目覚めてしまう
- イライラして、落ち着かない
- 自分を責める、自分には価値がないと感じる
- 思考力が落ちる
- 死にたいと感じる
- 表情がなくなる
- 涙もろくなった
- 飲酒量が増えた
- 食欲がない
- 体がだるい
- 胃に不快感がある
- めまいがする
参考URL: 厚生労働省「みんなのメンタルヘルス・総合サイト」
以上ような症状のうち、いくつかが2週間以上続くとうつ病の可能性があります。
一つひとつの症状は誰もが感じるようなものですが、それが一日中ほぼ絶え間なく感じられ、それが長期間続くようであれば、それはうつ病のサインかもしれません。
うつ病かもと思ったときにすること
チェックリストにいくつか当てはまると思った方は、精神医学の専門家に相談してみることをおすすめします。
相談できる場所は、総合病院の精神科や心療内科、もしくはメンタルクリニックなどです。
どこに行けばいいか分からない場合は、地元の保健所や精神保健福祉センターに相談してみると良いでしょう。
まだ大丈夫という方も、予防をすることが大事です
普段から意識してストレスケアをすることで、うつ病を予防することができます。
親しい友人に悩みなどを相談したり、話をする機会を作る
自分の悩みを他人に話すことで、自分の頭の中が整理されて気持ちが晴れたり、自分では思いつかなかったアドバイスを受けられたり、客観的な意見が聞けることもあります。
きちんと身体と心を休める
きちんと身体と心を休め、ストレスから回復できる時間を設けましょう。
十分に睡眠を取る、気分転換に外を歩いたり、自分の好きなことをするなど、自分をいたわる時間を作るようにしてくださいね。
さいごに・・・
いかがでしたか。
うつ病は、誰でもかかる可能性のある病気です。
また、職場の人間関係や残業などにより、あまりにもストレス過多になってしまうと感じたら、退職・転職も検討してみることをおすすめします。
長期間、過度なストレスを受け続けていると、いつかはダウンしてしまうからです。
まだ大丈夫という方も、ストレスを発散したり、ご自身の身体と心を大事にしてくださいね。
−おわりー