こんにちは、kanaです。
本日は子どもが勉強をしない原因と対処法についてお話します。
突然ですが、あなたは勉強が好きですか、それとも嫌いですか。
「勉強はあまり好きではないけれど、資格を取る際は仕方ないので勉強した」という方も多いのではないでしょうか。
子どもが勉強をしない理由も同じで「楽しくない」「好きになれない」からです。
本日は、子どもが勉強をしなくなる原因と、楽しく勉強をしていくにはどうしたら良いかについてお話します。
子どもが勉強をしない3つの原因
まず、子供が勉強をしない原因は何でしょうか。
わからないから
「授業で先生の言っていることが理解できない、授業についていけない」と悩む子どもも多いものです。
授業という学習形態は一人ひとりのペースに合わせるものではないため、授業についていけないと、授業の時間はただ座っているだけの時間となり、「つまらない、苦痛」となってしまいます。
宿題が多すぎてやりたくないから
「宿題をどうしてもやりたくない!」という子どもはかなり多いです。その原因の一つに宿題が多すぎるということが挙げられます。
計算ドリル20問に、漢字はノート2〜3ページ分の書き取り、その他にプリントも…なんてことも。
普通レベルの学力の子どもでも1時間ぐらいはかかる内容であることも多いです。
子どもは、学校生活ですでに疲れていますし、長い時間集中して宿題をすることはなかなか難しいです。
また、夏休みなどの長期休みにも数多くの宿題が出されます。
強制されるから
「宿題やったの?!」
など、勉強を強制することを大人に言われるのも子どもは嫌な気分になります。
「宿題をやらなければいけないことは分かっているけれども、どうしてもやる気になれない…」
「今からやろうとしていた」
そんなときに「宿題しなさい」と強制されると意欲も低下してしまいます。
また、私たち大人は「勉強は子どもが自分の力でやるもの」という意識が強いようにも感じます。
子どもがどのような勉強をしているのか、どのような宿題が出ているのかも知らず、ただ「宿題しなさい」と強制するだけになってしまうことも多いものです。
勉強嫌いを克服する方法
基本的には、先程お話した3つの原因を克服していけばOKです。
授業が分からない場合
教科書を予習しておくと分かりやすくなります。子どもだけでは分からない場合が多いので、大人も予習につきあってあげましょう。
また、普段から勉強で分からないところはないか尋ねたり、子どもの理解度を確認するようにしましょう。
宿題が多すぎる場合
大人も一緒に宿題に取り組みましょう。算数の問題を一緒に解くのも良いと思います。一緒に取り組むことで、集中力を維持できたり、宿題の負担を軽減することができます。
「宿題は子どもが自分だけでやるもの」と思っている大人の方もいらっしゃると思いますが、小学生の宿題は、私たちがやる立場になってみてもかなり大変な量であることが多いです。
強制はやめましょう
「勉強しなさい」「宿題しなさい」と子どもに言うということは、「子どもは言われないと自分から勉強しない人間である」と判断しているということになります。
それは、子どもを信頼していないということになってしまいます。
「子どもは自分から勉強ができる」という考え方を前提に、「勉強で分からないところはない?」と尋ねたりなど、信頼はしているけど、困ったときは助けるという姿勢を取るのが良いでしょう。
勉強が楽しくなる方法
できたことを褒める
成功体験を積むことが、勉強が楽しくなる秘訣です。
「プリント1枚を自分でできた」「音読ができた」など、どんなに小さなことでも、できたことを褒めることが大事です。
テストで良い点を取れたから褒めるなど、結果に対して褒めるということではなく、やったこと、できたことに対して褒めるようにしましょう。
自分のペースでできるようにする
例えば、宿題が2つある場合は、帰ってきたら1つだけやる、あとの1つは遊びが終わったらやるなどと決めることで、自分のペースで宿題を終わらせることができます。
好きなことを学ぶ
本来、勉強は自分から、自分のために、自分の好きな方法でやるものです。しかし、学習の内容や宿題の量は、大人に決められています。
子どもが自分から勉強したいことは、自分が好きなものに関することです。
子どもがもっと知りたい、やってみたいと思うことを一緒に調べて、楽しみながら知識を身につけることも良いでしょう。
さいごに・・・
いかがでしたか。
子どもが勉強に自分から取り組むことができるかどうかは、実は子どもの将来を大きく左右するものです。
中学生以上になると、テスト勉強を自分で自主的にやる必要がでてきます。
小学生のときに勉強嫌いになってしまうと、中学生になって自分でテスト勉強をすることが難しくなってしまいます。
子どもが自分から、自分に合った方法で勉強できるようにしていく必要があります。
それは周りの大人の態度にかかっていると言っても過言ではありません。
勉強嫌いを克服し、自分から勉強をする子どもになってほしいと願う私たち大人は、こちらの態度や行動を少し変えてみると良いかもしれませんね。
ーおわりー
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