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子供のお手伝いはいつから?大人が心がけることとは

子どもの養護・教育

こんにちは、kanaです。

子どもが、大人のやることを見ていて、お手伝いをしたがることってありますよね。

「大人がやった方が早いんだけどな…」と思うことも多いですが、お手伝いは子どもにとってとても大事なことなのです。

本日は、いつごろ、どのようなお手伝いをしてもらうと良いかや、子どものお手伝いに対して大人が心がけることなどについて、記事で解説していきます。

子どもにお手伝いをしてもらうことの効果

子どもにお手伝いをしてもらう効果には、以下のようなものが挙げられます。

自己肯定感が育まれる

子どもに役割を持たせ、それができたときに褒められると、子どもは頼りにされていると感じるので自己肯定感が生まれます。

責任感が生まれる

自分で「やる」と言ったことは、最後までやろうとする責任感が生まれます。

コミュニケーションを取る機会になる

子どもが「やりたい」と言ったお手伝いをすることで、大人と自然とコミュニケーションを取ることができます。

手や指先の発達に繋がる

楽しみながら指先を使う細かい作業ができるようになります。指先を使う作業は脳の活性化にも役立ちます。

考えながら作業することを学ぶ

作業をしながら、自分がやりやすいように工夫したり、失敗から学んで「次はこうしてみよう」などと考えることができるようになります。

いつごろから、どんなお手伝いをしてもらうか

年齢別にできるお手伝いは、以下のようなものが挙げられます。

1〜2歳

ティッシュペーパーなどのゴミをゴミ箱に捨ててもらう

子どもの鼻を拭いたティッシュをゴミ箱に捨ててもらいます。

ティッシュのゴミを見せ、「これはここに入れるんだよ」と教えます。「これ、ゴミ箱に入れて」とと言うと、捨ててくれるようになるでしょう。

おむつを取ってもらう

「おむつ持ってきて」と言うと、子どもが取りやすいように、おむつをカゴなどに平らに入れておくと1枚持ってきてくれます。

着替えを取ってもらう

2歳くらいになると、着替えやパジャマを上下セットにしてゴムなどでくくっておけば、引き出しから1セット持ってきてくれます。

3歳

ハンカチや靴下などの洗濯物をしまう

しまう場所を教えると、ハンカチや靴下などの小さいものを引き出しの決められた場所にしまうことができるようになります。

食事の後、食器などを流し台に持っていく

流し台に届くように踏み台を設置したり、流し台に桶などを置いてその中に入れてもらうのも良いでしょう。

4歳

食事の前に箸やスプーンなどを並べる

誰がどの箸を使うかなどを教え、決まった席に座るようにすると、子どもはそれを覚えて、決まった場所に食具を並べることが習慣になります。

玄関の靴を揃えたり、靴箱にしまう

靴を揃えることを教えると、それが習慣になっていきます。靴箱に入れる場合も揃えて入れることを習慣にすると良いですね。

5歳

小さい洗濯物をたたむ

タオルやハンカチなど、簡単なものの洗濯たたみをお願いしてみましょう。畳んだものを引き出しに入れるところまでやってもらえると良いですね。

かき混ぜるだけの簡単な調理

ホットケーキやお好み焼きなど、材料を入れて混ぜてもらいます。

子どもにお手伝いしてもらうときに心がける4つのこと

子どもにお手伝いをしてもらうときに心がける点が4つあります。

やってくれたら褒める

子どがお手伝いをしてくれたときは笑顔で、子どもの目を見て「ありがとう」とお礼を言ってください。このやりとりが子どもにとっても励みになります。

無理にやらせない

お手伝いに誘ってみて、子どもが乗り気でなければ無理にお手伝いをさせることはやめましょう。

お手伝いに関してマイナスのイメージがつくとやりたがることも減ってしまいます。

失敗を叱らない

子どもがお手伝いにチャレンジすると失敗することも多々あります。

ですが、失敗を叱ると新しいお手伝いにチャレンジしなくなってしまいます。

「失敗するのは当たり前」とおおらかに見守りましょう。失敗しても大丈夫なように布巾や雑巾を用意するなど後始末のための準備をしておくと慌てずに済みます。

急かさないで待つ

お手伝いも子どものための「知育」と捉え、急かさずに見守るようにしましょう。

大人が子どもを信じて待つことで、子どもも「信頼されている」と感じ、責任感や自己肯定感が育まれます。

さいごに・・・

いかがでしたか。

子どものお手伝いは、子どもの生きる力を育む大切な行動です。

子どもはまず大人の行動を摸倣し、そこから学ぶことで、将来自立するための基盤を作っていきます。

大人にとっては大変ではありますが、子どもの将来のために時間を使い、丁寧に向き合っていきたいですね。

ーおわりー

この記事を書いた人
Kana

保育の仕事をして生活しています。
社会学系四大卒→学童保育支援員→オーストラリアにワーキングホリデー(2年間) →株式営業の保育所→学童保育に復帰→試験を受け保育士資格を取得→大規模保育園の担任→海外の日本人幼稚園に就職/
好きなことを好きなだけやって生きています。「たのしい」と思う気持ちが最優先です♪

子ども用の手袋で、おそうじなどのお手伝いもやる気がアップするかもしれません。


このような踏み台は、お皿洗いなどのお手伝いで流し台に届かないときなどに最適です。

ご家庭の流し台と、お子様の背丈をにあった高さのものをお選びください。

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