こんにちは、kanaです。
最近話題となっている「モンテッソーリ教育」。簡単に言いますと、モンテッソーリ教育は子どもが興味を持った知育玩具で遊んでもらい、好きな玩具で遊びながら知能を伸ばすというものです。
モンテッソーリ教育は、日常生活・感覚・言語・算数・文化の5つの領域に分かれています。
子ども時代に、これらのことを学ぶことが大事です。
これらの教育はモンテッソーリ教具を買わなくても、日常の中で学ぶことができます。
そのような学びを「知育」といいます。
本日はその知育について、どのように学んでいけばよいのか、大人がどのように関わっていけばよいのかについて、記事で解説していきます。
「知育」とは何か
「知育」は元々、「三育」の中の一つに分類されます。三育とは、
- 知育(自分で考える力、自分から行動する力など)
- 体育(体力をつけること)
- 徳育(人としての道徳心を育むこと)
の3つのことをいいます。
この「三育」はイギリスの学者、ハーバード・スペンサーが提唱した幼児教育に対する考え方です。
「知育」の効果
幼児の脳は柔軟性に富んでいて、興味のあるものをよく吸収するいわばスポンジのようなものです。
この時期にいろいろなことを学んでおくと、後の学習能力にも良い影響があるといわれています。
【年齢別】知育の実施例
年齢別に見た知育の実施例として、以下のようなものがあげれられます。
あくまでも例ですので、お子さんの興味も良く見極めてあげてくださいね。
0〜1歳
聴覚、視覚を刺激するものを与えましょう。
ガラガラや天井に吊るされている飾りなども効果的です。
簡単なものを手作りすることもできます。
おもちゃのピアノや、赤ちゃん用の簡単な絵本なども良いですね。
擬音を使った読み聞かせを喜ぶことも多いです。聴覚、視覚を同時に刺激することができます。
テンポがゆっくりめの歌を歌ってあげるのも良いです。
2〜3歳
2〜3歳になると触覚も敏感になってきます。
積み木や型はめパズルなどは色や形を楽しみながら手指を使うことができます。
4〜6歳
この年齢になると、簡単な言葉や数字も理解できるようになります。
ストーリーのある絵本を読み聞かせたり、遊びの中で数を数えるのも効果的です。
就学前ぐらいの年齢では、なぞなぞやしりとりを楽しめる子も増えてきます。
お風呂に入ったとき、湯船の中で数を数えるのも立派な知育です。
大人も一緒に学ぶ姿勢を
子どもにとってとても大事な「知育」ですが、大人も子どもと一緒に学ぶ姿勢が大事になってきます。
子どもは、大好きな大人と体験を共有することを求めています。
例えば、絵本自体も好きだけども、大好きな人が読んでくれるからうれしい、大好きな人が読んでくれるから聞きたいと思うものなのです。
子どもだけではやり方が分からなかったり、すぐに飽きてしまったりするので、大人が寄り添いながら、子どもと一緒に学んでいきましょう。
知育をしていく中でも、たくさんコミュニケーションを取ったり、たくさん褒めたりできると良いですね。
言葉が分かってくるようになると、子どもからの質問も増えてきます。
すぐに答えられないような質問は、大人も一緒に調べてみて一緒に知識を深めていくもの良いですね。
さいごに・・・
いかがでしたか。
子どものときに行う「知育」は、子どもの才能を伸ばしたり、後の学習能力に大きな影響を及ぼす大切な学びです。
大人が丁寧に関わっていくことで、子どもが持っている可能性を引き出してあげることもできます。
できる限り、子どもの学びに寄り添っていけると良いですね。
ーおわりー
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