PR

算数が苦手な子供になるのを防ぐには?【できないのが当たり前と考えましょう】

子どもの養護・教育

こんにちは、kanaです。

突然ですが、私は算数が苦手です。

なぜならば、

  • 問題を解いても楽しくない
  • 間違いが多い
  • 算数の宿題が多くてなかなか終わらない
  • そもそも理解できていない部分が多い

しかし、算数、数学は高校までは必ず学ぶものです。

私はかなり初期から算数が苦手な子どもでしたので、長い間苦痛の日々を過ごすことに…。

子どもたちには、私のようにはならないで欲しい!

本日は、そんな私が、子どもが算数嫌いになるのを防ぐ方法について考え、解説していきます。

算数に興味を持ち、楽しみながら学ぶには?

苦手になる大きな原因が「わからない」「楽しくない」ということです。

算数に興味を持ち、楽しく学ぶための、3つの方法について解説します。

数字や図形、立体に親しむ

乳児期、幼児期に数字に触れることは、とても大事です。

今日の日付を言うことや、自分や兄弟の年齢や誕生日を覚えたり、お風呂で数を数えることや、なわとびで跳べた回数を数えること等も良いでしょう。

また、例えば「あと何回夜に寝たら、〇〇ちゃんのお誕生日が来るかな?」と尋ねたりすると、時間と数についても理解するようになります。

丸、三角、四角などの形をした玩具で遊んだり、立体であるブロックや積み木で遊ぶことも良いです。

乳幼児のうちは集中して遊ぶことが難しいので、大人も一緒に遊んであげてください。

例えば、同じ辺の長さの四角形と三角形を比べて、

「これとこれ、どっちが大きいと思う?」

など、大人が一緒に遊びながら話しかけていくと、遊びながら学ぶこともできます。


根本的なことを理解する

足し算、引き算、掛け算、割り算は、やはりおはじきなどの実物を使って根本を理解することが大事です。

位が増えてきたら、10のかたまりが○個、100のかたまりが□個など、説明の仕方を工夫してみましょう。

くり上がり、くり下がりなどもつまずきやすいところなので、実物と数字を照らし合わせて、子どもが理解するまで丁寧に教えることが必要です。

学校では子ども一人ひとりのペースで教えることはできません。

親が子どもの理解度を把握し、つまずいているところは、分かるまで教える必要があります。

なぜなら、算数は積み上げ式となっていて、最初に習った部分が理解できていないと後から習う部分も理解できないからです。

実生活に置き換えて考える

例えば、自分の家から、Aちゃんの家まで行くのに何分かかったか計測し、次にBちゃんの家まで何分かかったか計測すると、それぞれの家の「自宅からの距離」を実感したり、どちらがどれだけ近いか分かったりします。

また、子どもの関心や、やる気に結びつくようにすると、より楽しく学ぶことができます。

例えばお手伝いをするとおこづかいがもらえるという場合では、「買いたい物がいくらだから、あと何回お手伝いをすれば買えるか」など自分で考えるようになります。

算数を学習する際の注意点

算数の学習の際に、周りの大人が気をつけることについてお話します。

「なんでできないの」とイライラした態度を示さない

私が子どもだった頃の話ですが、正直これが一番嫌なことでした。

自分ができないことで、親や先生をイライラさせるのが嫌という気持ちが大きかったのです。

私は子どもたちには自分のような思いはさせたくないと感じます。

30年も40年も生きている大人からすれば簡単に思えることも、8歳や9歳の子どもにとってはそうではありません。ですから、こういう問題に取り組む子どもに対して、「どうしてこれくらいの問題ができないの?」なんていうことはご法度です。そういう親の態度や言葉が、算数に対する苦手意識を子どもに持たせかねません。

出典:10億件のデータを調べてわかった、小学生が「ずば抜けて苦手」な算数の単元と例題

間違えたり、わからないのは当たり前という態度で接する

人間は計算機ではありませんので、間違えることがあります。

また、算数の学習では次々に新しいことを理解していかなければなりません。

子どもの間違いや、わからない状態を責めることはやめましょう。

小学生の算数は、「間違えず正確に、速く、たくさんの問題を解く」ことが求められていますが、まだ小さい子どもたちには、このような複数のことを要求するのは難しいのが実情です。

公○式などを幼い頃から習っているなどで慣れている子どももいますが、そうでない子どももいます。

問題数も多く、さらに時間制限が設けられている問題用紙もよく見ますが、私は正直なところ、無理難題を押し付けられ、追い立てられているようにしか感じませんでした。

「とにかく数をこなす」「とにかく計算をくり返す」という教育法がなされていますが、それが合う子どもと、合わない子どもがいることも理解しておきたいところです。

基本的なことを理解し、その子のペースで解けるようになればOK、というおおらかな視点を持つことも大事です。

さいごに・・・

いかがでしたか。

本日は子どもが算数嫌いになるのを防ぐ方法についてお話しました。

算数は基本的に積み上げ式なので、一度嫌いになってしまうと、ずっと嫌いなままになってしまう可能性が高いです。

そうなってしまわないために、楽しみながら学べるようになるには、周りの大人の態度が重要になります。

子どもがつまずいているところは根気強く教えていくなどの努力や、間違いやできない状態にも寛容になるなどのことが大事です。

がんばっている子どもの学びを、サポートしていけると良いですね。

本日の記事はこれで終了となります。

また次の記事でお会いしましょう!

ーおわりー

この記事を書いた人
Kana

保育の仕事をして生活しています。
社会学系四大卒→学童保育支援員→オーストラリアにワーキングホリデー(2年間) →株式営業の保育所→学童保育に復帰→試験を受け保育士資格を取得→大規模保育園の担任→海外の日本人幼稚園に就職/
好きなことを好きなだけやって生きています。「たのしい」と思う気持ちが最優先です♪

タイトルとURLをコピーしました