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【保育園・学童保育】ブラックな職場の見分け方とは

転職・退職

こんにちは、kanaです。

保育者さんが就職、転職する際に避けたいのがブラックな職場です。

しかし、普通に求人を見たり、園見学に行くのではなかなか見分けることが難しいのが現実です。

本日はブラックな保育園や学童を見分ける方法についてお話していきます。

夜遅くまで電気がついている

保育園でしたら、大体19:00以降に複数の部屋の電気がついていたらブラックの可能性があります。

電気がついている=残業している

という可能性が高いからです。

延長保育のため、1階の1部屋と事務所は電気がついていても不思議ではありませんが、2階の部屋の電気がついているのは残業をしているからかもしれません。

調査をしに行った日が行事の前日などかもしれないので、時期を分けて3日くらいは調査しに行くと確実性が増すでしょう。

また、個人的な感覚ですが、保育時間が長過ぎる園も要注意です。

保育時間が長い園は多くの職員が必要になるため、人手不足になりやすい傾向があります。

求人がいつも出ている

これはよく言われることで、原因は慢性的な人手不足です。

そういった意味では非公開求人の方がブラックの確率は低いかもしれません。

非公開で間口を狭くしているのには理由があり、誰でもウェルカムではなく、園側が採用する人の条件が明確にあるということです。

タイムカードがない

タイムカードがあっても形骸化している園も多いですが、最初からない園はまずブラックである可能性が高いです。

やけに教育に力を入れていたり、行事が多い

多額の保育料がかかる園なら分かりますが、通常の民間保育園で「わが園はこんな教育をしている」とうたっていたり、英語、体育、菜園、工作、ひらがなの勉強などあまりにも手広く行っている園はブラックの可能性があります。

民間の保育園はそこまで手広く教育を行う人員は配置されていませんし、そこまでする補助金もありません。(まして、今や保育園も無償化されていますし)

また、頻繁に大きな行事を行うことも難しいはずです。

そのような園は、少ない職員が残業や持ち帰り仕事をしてその準備をしていることが多いと考えられます。

学童保育は保育園よりももっとお金がありません。

話はそれますが、私たち保育者の中には子どもたちの情緒や発達のためになるような教育や行事はしていきたいと思っている人はたくさんいます。

しかし実際の経営に落とし込んで考えてみると、そのようなことが満足にできるほどの人手やお金はないのです。

それなのに園側がやるように強制したり、見栄えが良い保育を求めるため、職員の残業・持ち帰り仕事は不可避となり、ブラックになってしまうのです。

先程も述べましたが、私は行事や教育がダメと言っているわけではなく、現実問題としてそれが十分にできる環境は整っていないことが多いと思っています。

あまりにもお給料が低すぎる

生活していけないようなお給料の園は、はじめから「職員の健康や生活について真剣に考えていませんよ」と言っているようなものです。

手取り15万円以下、家賃補助や借り上げ住宅もないような状態では生活すらしていけません。

実家暮らしであっても、そのような園は避けたほうが良いかと思います。

逆に給料が高すぎると、「人が来ないから給料を上げているのではないか」「給料が高い分、業務負担が大きいのではないか」と思う方もいらっしゃいます。

お給料が高い園は株式会社運営の園が多いです。

株式会社は、民間の園とは違って競争にさらされており、生き残りをかけていますので、すぐれた人材を確保しようとする企業の考えで高いお給料を出しています。

ただ、企業で働いている人にも同じことが言えますが、利潤追求をしているので業務量が多い可能性はあります。

民間でも業務量は多いのには変わりがないので、それならお給料が高い方がいいと考える方もいらっしゃいます。

学童保育の場合

民間の学童保育のお給料は正直あまり高くはありません。

需要があるにもかかわらず、国の制度がまだまだ整備されていないので、半分ボランティアのようなお給料になってしまっています。

そのお給料に見合った業務量なら良いですが、市町村が保護者の要望に応えようとして長時間保育になったり、保護者の要求が高い、暴れる子や発達に遅れのある子の対応、子どもの定員増加で多数の子どもを見る必要が出てくる、そんな中で行事や取り組みを行わなければいけなかったりなど、お給料に見合わない負担、業務量になってしまっています。

できるかぎり条件の良い学童に転職するには、放課後児童支援員の認定資格を取って自分の価値を高めるという方法がひとつ考えられます。

放課後児童支援員の認定資格について、こちらの記事を紹介します。↓

放課後児童支援員認定資格を取得せよ!

試験等ははなく、無料で取得可能な資格です。

転職エージェントにはっきりと「ブラックな園には入らない」と言いましょう

転職サイトを使って転職をする場合は、転職エージェントにはっきりと「ブラックな園はお断りする」と伝えてください。

転職エージェント側も、紹介した人にすぐに辞められると園から紹介料をもらうことができないので、ブラックな園は紹介しないようにしてくれる可能性が高まります。

ブラックな園で働いた経験のある方でしたら、具体的に「こんなつらい思いをしたから、二度と同じ思いをしたくない」「こういう園は絶対に入りたくない」と伝えてください。保育業界は売り手市場ですから、強気でいくくらいで大丈夫です。自分で自分の健康や生活を守れるようにしましょう

さいごに・・・

いかがでしたか。

結局のところ、急に政府の補助金が増えるわけではないので、大幅な処遇改善は期待できません。

トップが「職員に過度な負担をかけないようにする」などの人としての思いやりがあるかどうかということになってきます。

職員に対する思いやりがあり、それを態度で示してくれる職場を見つけたいものですね。

そして、よい転職をするには、もちろんご自身の努力も必要になってきます。

  • 転職エージェントを上手に使う
  • 転職に関する知識を身につける
  • 自分を過小評価せず、強気で臨む
  • すぐにあきらめずに良い職場を探し続ける

など、しっかり行ってよい転職ができるようにしましょう。

あなたの転職が成功することを心からお祈りしています。

 

ーおわりー

【保育士さん向け】長く働ける職場への転職を考えている方に、おすすめの転職サイトをご紹介します。あなたの希望をお話してみると良いでしょう。

保育エイド

保育エイドは、特に人間関係が良い園を厳選して求人紹介をしてくれるエージェントです。

保育エイドは、長年の保育園紹介経験から、紹介した保育士の口コミや、紹介後すぐに離職してしまった保育士、転職活動している保育士の離職理由などの調査を行うことで、人間関係が良い職場情報を取得しています。

対応エリアは、東京、神奈川、埼玉、千葉です。

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ほいく畑

ほいく畑は、エージェントのサポートが手厚く、丁寧な転職エージェントです。保育専門の人材コーディネーターが求職者個人につく形でサポートします。厚生労働大臣認可で安心のサービスです。

ほいく畑の求人が多い地域は以下のとおりです。

  • 東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城の首都圏
  • 大阪、兵庫、京都の関西圏
  • 広島・福岡

ほいく畑 公式サイトはこちら

保育バランス


保育バランスは、事業内保育所(企業内保育所、病院内保育所)への転職に特化しています。

事業内保育所は大きな行事はほぼなし、小規模保育であるため、一般園より業務の負担が少ないことから人気となっています。

全体的に一般園よりも余裕があるため、人間関係も良好な職場が多いです。

求人は非公開となっており、貴重な求人を紹介をすることが可能になっています。

対応エリアは、こちらも東京、神奈川、埼玉、千葉です。

【学童保育指導員さん向け】おすすめの転職サイトはこちらです↓

はじめての学童指導員

はじめての学童指導員は、全国3000件以上の学童保育所の求人を用意しています。

はじめての学童指導員では以下の条件を満たした学童保育所のみが対象となっています。

  • 年間休日が120日以上
  • 残業なし、もしくは少ない
  • 人間関係に関するトラブルが報告されていない

学童保育の転職で失敗したくない!という方におすすめです。

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ぜひ、理想の職場を見つけて転職しましょう!

この記事を書いた人
Kana

保育の仕事をして生活しています。
社会学系四大卒→学童保育支援員→オーストラリアにワーキングホリデー(2年間) →株式営業の保育所→学童保育に復帰→試験を受け保育士資格を取得→保育園の担任→海外の日本人幼稚園に就職/
好きなことを好きなだけやって生きています。「たのしい」と思う気持ちが最優先です♪

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