こんにちは、kanaです。
保育のお仕事をしている方は、常に声を使いますよね。
大きな声を出す機会もかなり多いです。
喉が不調なときは誰にでもありますが、なかには深刻な喉の病気になってしまうこともあるのです。
そうならないように、普段から気をつけていかなければいけません。
今回は保育士・学童保育指導員さんの声枯れ予防、喉のケアについて解説していきます。
深刻な喉の病気
喉には声帯という弁のようなものがあり、声を出すときに開いたり閉じたりするものなのですが、声の出し方によっては過度な負担をかけてしまうことがあります。
声帯ポリープ
風邪や声の出しすぎによって声帯に炎症が起き、声帯の縁に小さい隆起ができてしまう病気です。
喉を安静にしたり、鎮痛剤などで治療を行いますが、重症の場合は手術が必要になることもあります。
声帯結節
声帯の両側に白色の腫れ物ができる病気です。症状や治療法は声帯ポリープと同じです。
慢性的な声枯れの原因【実はたった1つ】
原因:声の出し方に問題があります
慢性的に声枯れをしている、声枯れしやすいという方は、声の出し方に問題がある場合がほとんどです。
慢性的な声枯れは、喉に負担をかけやすい声の出し方をしたまま、何度も大きな声を出すことが原因です。
そこで、正しい発声方法を学ぶ必要性がでてきます。
正しい発声方法を学ぶには、ボイストレーニングを受ける必要があります。
しかし、ボイストレーニングに通う時間とお金はない方が多いですよね。
現代はYoutubeで正しい発声方法を学ぶことができるのです!
私がおすすめする動画はこちらです。↓
(※「歌」と書いてありますが、普通の話し方に関しても解説されています。)
いろいろなボイトレの先生が動画を出しているので、「どれをやったら良いか分からない…」という方も多いと思います。
いろいろ試してみて、ご自身が良いと思う方法を選ぶのがもちろん良いのですが、まずは、声帯の閉鎖が大事です。
声帯は喉にある弁のようなもので、開いたり閉じたりするものなのですが、ここがしっかり閉じられていないと、体の中で声が響かなくなってしまいます。
体の中で声を響かせることで、大きな声となって外に届きます。
声帯が開いたままですと、空気をたくさん入れても漏れてしまう為、声が響きません。
この漏れた状態のまま大きな声を出そうとすることで喉に負担がかかり、喉がダメージを受けてしまうのです。
ですから、まずは声帯を閉じた状態で声を出すことができるように練習するのが良いでしょう。
喉のセルフケア
保育者さんは、声が出ないと仕事になりませんよね。普段から喉のセルフケアを行いましょう。
水分を取る
水分補給も満足にできないほど忙しいこともあると思います。しかし、自分の喉を守るため、体調管理のためにも、水分補給はこまめに行いましょう。子どものお茶のときは必ず一緒にお茶を飲むなど、意識して水分を取るようにしてください。
健康的な生活を心がける
ストレスや睡眠・栄養不足になってしまうと、代謝も下がり、不調が喉にも出やすくなります。
激務の為、健康的な生活を送ることが難しい方もたくさんいらっしゃると思いますが、休日はしっかり休むなどして自分をいたわってあげましょう。
鼻呼吸を心がける
口で呼吸をしていると、喉が乾燥してダメージを受けやすくなってしまいます。鼻で呼吸するように心がけると良いです。
元々鼻が悪い、鼻が詰まっているという方もいらっしゃるかもしれません。いつものことだからと放置している方も、耳鼻科に行って症状改善すると空気の通りが良くなり、声も出しやすくなるでしょう。
のどを休める時間をつくる
声を出しているとき、声帯は何度も開いたり閉じたりを繰り返していて、その接地面は何度もぶつかり合い、少しずつダメージを受けています。
声を出さずにのどを休める時間を作ることで、声帯が回復する時間を作ることができます。
さいごに・・・
いかがでしたか。
正しい発声方法は学校では習いませんが、とても大事なことです。
普段から、喉を痛めないよう正しい発声方法で声を出せるようにしましょう。
そして乾燥に気をつけて、水分補給も忘れずに。
あなたの大切な喉を守ってくださいね。
ーおわりー
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