こんにちは、kanaです。
学校生活や社会生活の中で、「コミュニケーション能力が必要」とよく言われますよね。
大人になって仕事をしていく上でも大事なことですね。
子どものうちから様々な人とコミュニケーションを取ることに慣れてほしいと思う保護者の方も多いはずです。
しかし、どうすれば子どものコミュニケーション能力は伸びるのでしょうか。
本日は子どものコミュニケーション能力を伸ばす方法について記事で解説していきます。
コミュニケーション能力とは
相手と意思疎通して理解し合うために、言葉などを用いて相手に自分の感情を伝えることを言います。また、会話の中で相手を理解し、相手の気持ちを汲み取ることが大切です。
コミュニケーション能力を伸ばすメリット
コミュニケーション能力を伸ばすメリットは以下のようなものが挙げられます。
- 相手の気持ちを考えることができるようになる
- 相手にも自分の話を聞いてもらえるようになる
- 他者と協力できるようになる
- 継続的によい人間関係が作れるようになる
相手の気持ちを考えることができるようになる
コミュニケーションとは、一方的に自分の気持ちを言うだけでは成立しません。相手が理解できるように、相手が受け取りやすいように話をすることが重要です。
日常的にコミュニケーションを取る習慣をつけると、相手の気持ちを考えることも習慣になっていきます。
相手にも自分の話を聞いてもらえるようになる
コミュニケーションは相互に話し合い、理解し合うことで成り立つものです。
相手の話を聞くことで相手の気持ちが満たされ、相手も自分の話を聞いてくれる可能性がぐっと高くなります。
他者と協力できるようになる
自分の気持ちを伝え、相手の気持ちも確認しながら何かの作業や仕事を行うことができるようになり、一人で取り組むよりも大きな成果を上げることができるようになります。
継続的によい人間関係が作れるようになる
お互いを理解し合える相手とは継続的に関係を保ちたいという気持ちが生まれ、一生の友人ができたり、長く付き合っていける仲間ができたりします。
子供のために、大人は何をすべき?
コミュニケーションにおいて、まず重要なことは言語です。
幼少期から正しい日本語を身に着けることと、誤解を生まないように丁寧に話す習慣をつけられると良いです。
例えば、大人であるあなたが「英語を学ぶ」と考えてみてください。どのような体験が必要でしょうか。
まずは正しい英語を聞き、文章の構造や語彙を習得しますよね。
言葉がきちんと聞き取れるようになって、意味も理解できるようになると、質問にも答えられるようになります。
あとは自分で話ができるように、ひたすら会話をして練習します。
子どもも同じです。
子どもは、以上のようなことを一生懸命学んでいるので、焦らず、子どもの学びに付き合ってあげてくださいね。
言葉のシャワーで耳を言葉に慣れさせる、他の感覚と関連付けて言葉を習得する
幼少期には、大人が積極的に話しかけ、言葉のシャワーを浴びることができるようにしましょう。
また、例えば砂場で遊んでいたら、砂をすくって見せ、
「これは 砂 だよ。」「サラサラしていて気持ちいいね」
りんごを食べているときに、
「これは りんご だよ。」「甘くておいしいね。」「皮が赤くてきれいだね」
など、説明を加えたり、言葉という聴覚の他に、視覚、嗅覚、味覚、触覚と関連付けて言葉を覚えていく方法もあります。
単語ではなく文章で、分かりやすく言う
「あれ取って」「これ片付けて」
など言いがちですが、
「〇〇ちゃん、お母さんにコップを取って」
「〇〇ちゃん、お人形さんをおもちゃ箱の中に入れて」
など、子ども何をすればいいのか理解しやすいように伝えることが大事です。
話が具体的になるように質問してみる
自分で話ができるぐらいの年齢になったら、子どもに質問をしてみましょう。
「今日は何して遊んだの?」
「今日は誰と遊んだの?」
「今日は給食で何を食べたの?」
など、子どもが答えやすい質問を投げかけてみてください。
すると、子どもはお父さんお母さんや先生は何が知りたいのか、どういう質問をしてくるのかを理解します。
大人の質問を通して、相手に何をどのように伝えればいいかを学んでいくのです。
そのうちに、「今日ね〜、〇〇ちゃんとすべり台で遊んだんだよ。そしたらね〜、〇〇ちゃんがね…」などと話しはじめる日が来ることでしょう。
幼少期からあいさつを習慣に【まず大人が見本になりましょう】
「あいさつができる子どもに育ってほしい」
と、大人は願っていますが、子どもはどれだけ大人があいさつをする姿を見ているでしょうか。
あいさつができる子どもに育てるには、大人がまず見本を見せることが重要です。
朝起きて、
「〇〇ちゃん、おはよう」
と大人からあいさつをすることで、子どももあいさつをするようになっていきます。
それから、例えば、子どもが何かお手伝いをしてくれたときには、子どもの目を見て
「お手伝いしてくれて、ありがとう」
と伝えたり、大人が子どもに「悪いことをしてしまったな」というときも、目を見て
「〇〇しちゃって、ごめんね」
と丁寧に伝えることで、子どもも友だちなどに対して同じことができるようになります。
子どもが話しかけてきたときは耳を傾け、共感してあげましょう
話す機会をたくさん作り、経験を積んで学べるようにしましょう。
また、話をたくさん聞いてもらった子どもは、気持ちが満たされるため相手の話を聞く余裕が生まれます。
子どもは親が話を聞く様子もよく観察しているので、友だちなどに対しても、同じような態度で話を聞くことができるようになります。
さいごに・・・
いかがでしたか。
子どものコミュニケーション能力を伸ばすためには、まず大人が子どもの立場に立って考え、伝える言葉を選んでいく必要があります。
また、子どもにお手本を示すことで、大人も忘れがちな「他者理解」について考え直すきっかけにもなるのではないかと思います。
子どもと一緒に、大人も大事なことを学び直せると良いですね。
あなたと子どもの将来がより良いものになることをお祈りしています。
ーおわりー
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