こんにちは。kanaです。
「お片付けをする子になってほしい」と願う保護者の方は多いのではないでしょうか。
幼少期から片付けを習慣にするには、ちょっとしたコツが必要です。
本日はどうしたら子どもが片付けをするようになるのか、記事で解説していきます。
大人ができる片付けの環境づくり
まず、子どもが片付けの5W1H(いつ、どこで、だれが、なにを、どうやって)を子どもが理解しやすいように示してあげることが必要です。
子どもの理解力や、発達度合いにあった環境を設定していきます。
遊びやすいスペースをつくる
柔らかいマットを敷いたり、棚などで場所を区切って遊ぶスペースを明確にします。
自分の居場所があると、子どもは落ち着いてその場所で遊ぶようになると考えられます。
おもちゃの住所を決める
「おもちゃのお家」を決め、おかたづけは「おもちゃがお家に帰る」と考えます。浅めの箱におもちゃが住んでいるように並べておくと良いでしょう。
箱の底に部屋の内装を描いた絵などを貼っておくと、「おもちゃがお家へ帰る」が分かりやすくなるかもしれません。
車のおもちゃなら、箱に駐車場の絵を貼るのも良いですね。
蓋のない、浅めの箱だと見やすく、片付けもしやすいでしょう。
箱の数、おもちゃの数を限定する
大人も、物が多すぎるとどこに何があるか把握しきれないですよね。
子どもも同じで、管理できる物の数や種類は限られています。
おもちゃの種類は年齢+1種類くらい(1歳なら2種類、2歳なら3種類くらい)数も、子どもが一人で片付けられるぐらいの数にしましょう。
(お子様がまだ小さく、少ないおもちゃだとすぐに飽きてしまう場合は、以下の「いつも同じタイミングで片付ける」の項目を御覧ください)
片付けの習慣をつけるために、大人ができること
片付けの習慣をつけるために大人ができることは、以下のようなものが挙げられます。
いつも同じタイミングで片付ける
ごはんの前など、いつも同じタイミングで片付けをします。
お片付けの曲を決めておいて、片付けの時間にはそれを流すのも良いでしょう。(閉店前に蛍の光が流れるようなイメージです)
まだ子どもが小さい場合、片付けるのがごはんの前だけだと、使っていたおもちゃに飽きてしまうということもあります。そのようなときはいつも決まった音楽を流し、「この音楽が鳴ったから、おもちゃさんお家に帰るよ」(片付けるよ)と言います。片付けが終わったら違うおもちゃに入れ替えます。
自分のものだから、自分で片付けるという意識を持ってもらう
おもちゃを購入するときも、子どもと一緒に買いに行くなど「自分のもの」という意識を持てるようにしましょう。
自分の物なので自然と大事にするようになったり、おもちゃが落ちていたときなどにも、「これは誰のですか〜」と尋ねたりなど、道理が通りやすくなります。
できたらたくさん褒めましょう
お片付けができたらたくさん褒めましょう。
「おもちゃさん、ちゃんとお家に帰れたね」など、褒める声掛けを忘れずにすると良いです。
できないこともありますが、「今日はちょっとできなかったね。この次がんばろうね」等、できなかった姿も受け入れてあげてください。
4歳、5歳くらいになっていろいろなことが理解できるようになると、「片付けなくても、大人が最終的には片付けてくれる」と思い始めてしまう場合もあるので、臨機応変に接してくださいね。
さいごに・・・
いかがでしたか。
子どもの片付けを習慣にするには、片付けがしやすい環境を、大人が設定してあげることが大事です。
ついつい、「お片付けして」と言ってしまいますが、片付けがなかなかできない場合は、遊ぶ環境や大人の接し方を変えてみるのも良いと思います。
どうすれば片づけがしやすいか、子どもも立場に立って考え、片付けも楽しんでできるようにしていきたいですね。
ーおわりー
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